底辺のおっさんブログ

こじらせた底辺にいるおっさんの闇吐露パーリー

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リアルと虚構の境目

それは

どこからどこまでがリアルで、

どこからどこまでがフィクションなのか

 

少し、うそを付いてた

全部が全部ウソってわけでもなかった

アキには心の弱い自分は見せれない

・・・カッコつけたかったんだ

 

ゲームの中で恋をしはじめたときからもたげてくる一つの不安

この恋焦がれている「中身の人」は女性なのか

 

あるときからおっさんたちはスカイプを始める

人生初のスカイプ

そしてそれ以降の今まで一度も使うことのないスカイプ

 

それまでの文字でのチャットとは違い実際の声が聞こえることに大いに興奮していた

うれしい事にその頃には両想いとなっていた

 

そのあたりから二人の距離は急速に縮まっていく

お互いに声と名前を知った

当然そのあとにくるのは「顔が見たい」

それに尽きた

妄想の中のアキはどんどん可愛くなっていく

 

それが実現するのはまだもう少し時間がかかる

それぞれが自分のルックスに自信がなかったからだ

妄想の中で終わっておけばお互いに傷つくこともないだろう

自分の顔がバレて

好みじゃなかった時

相手の顔を知って

好みじゃなかった時

これまでの甘い関係に終止符が打たれることになる

おっさんもアキもそれが怖かった

 

思いが恐怖を上回った時

お互いの写真を交換した

アキは優しそうだねと言った

おっさんは画素の粗い写真ではうまく判断ができなかったものの、なぜか上から目線でまぁまぁだな、なんて思った

当然本人には可愛いと言うことは漏れがない

 

正直おっさんとしては自分が気に入るより

相手に気に入られるかがガクブルでしょうがなかったんだ

どう考えてもイケメンの部類には影さえ入れないおっさんは

ハナからフラれることしか考えることができなかった

 

二人はお互いを受け入れた

 

受け入れられた喜びから

その後のおっさんの感情はとどまることがなく

どんどん好きだという気持ちが強くなっていった

 

携帯のアドレスや番号も交換し、

パソコンの前に居れない間もやり取りが毎日続いた

他愛ないそんな日常が刺激的で楽しかったのを今でもよく覚えている

再び光熱費が払えず電気が止まるその時までは・・・

 

 

リアルも、ネットの中の虚構も

当時のおっさんにとってはどちらも「現実」だったんだと思う

むしろネットでアキに出会えたからこそ

ある意味では今こうして息をしている自分がいるのかもしれないって思う