底辺のおっさんブログ

こじらせた底辺にいるおっさんの闇吐露パーリー

貧困時代、客の食べ残しを食い、近所の家の草を食い、盗みを働いた話(過去編)

再びの過去編

これはおっさんがハタチになるかならないかの頃

まだ「鬱の疑い」と診察される少し前でもあり

借金を抱える前の話でもある

 

高校に上がってからも家庭環境は最悪の一言

高1の夏前から高3の夏までの間

片翼になった親とまともに会話した記憶はない

 

高校時代にアニメや映画の世界に興味を持ち

それをもっと追求したいって想いがあり

芸術学部がある大学を志望していたんだ

高校時代は少ないながらも友達と呼べる人は居た

そいつらと「今」やりたいことを全力でやってたのもきっかけだったかもしれない

 

高校時代についてはまた日を改めて書くことにするが

なんやかんやで進学について親と壮絶なバトルの末

入学金はなんとかしてやるけど、後は知らねぇよ!

ってところに落ち着いた

 

結局のところ専門学校に通うことになったおっさんだが

カリキュラムの内容上、実家からの通いは相当無理がありそうだったので

一人暮らしを提案

再びのバトルが勃発した結果

家出に近い形で飛び出すことになった

 

新しい家

一人だけの家

全てが自由!

こんな環境に最初の頃こそワクワクしてた

 

問題はわりと早めに訪れる

学費・家賃・光熱費・食費・その他諸々・・・

学校に通いつつ、時間外実習にも参加しつつ

バイトでそれらをまかなうにはなかなかヘビーだった

もちろん仕送りなんて神がかった贈り物は存在しない

 

昼は学校に行き、夜は明け方まで居酒屋でバイトをする日々

当時より税金やらの都合上、学生はあまり沢山のシフトに入れてもらうことができなかったのと

何より時間外実習やらなんやらで

ガチバイトフルスロットルってわけにもいかなかったんだ

 

最初は野菜が買えなくなり

次に肉も豚から鳥肉に変わり

肉が買えなくなった後は

米も買えなくなった

 

米があるうちはまだ良かった

銀魂の土方十四朗よろしくマヨ丼だったり

マヨチャーハン(具無し)だったり

醤油丼だったりが出来た

 

米が買えなくなってからは

居酒屋のバイト中

客が食べ残した料理をバイト仲間に見つからないように隠れて食った

それはもうびっくりするくらい手当たりしだいに食った

汚いとか気持ち悪いとか考える余裕さえなかったから

 

昼は学食で空のトレーを持って

同級の奴らを回りおかずを少しずつ貰ってた

 

バイトが無い日

つまりは食べ残しを喰らえない日で

空腹が我慢できない時

近所の家の庭みたいなところに生えてる草を刈って

それを茹でて

賞味期限の過ぎた醤油で食った

 

さすがに虫は想像にも及ばなかったんだけど

当時こち亀で両津が金のない時に革靴を茹でて食ったみたいな話を読んでからは

もう口に入れば何でもいい

とにかく腹に何か入れたいって思いが強すぎて

もう一歩のところで本当に靴を茹でて食うところだった 笑

 

入学式の時に履いてた革靴が1足あったんだけど

後で気が付いたことなんだけど

よく考えたら当たり前だったんだけど

その革靴

牛皮なんかじゃなくて、ただの合成皮革

そもそも食えるもんじゃない

 

食ってた草もまぁ

なんの草食ってるとか知ってたはずもなくて

昔、ものすっごいちんまい頃にじいちゃんと公園?の脇に生えてた「ふきのとう」を採りに行った事があるのを思い出したから

とりあえず 草、食えるんじゃね?やわらかいし! くらいの勢いだったんだ

 

さすがに草とかで腹が満たされるわけもなくて

毎回そんなの食える根性もなかったおっさんは

次に小麦粉って知識を得たんだ

 

安いスーパーで1kgだか500gだかが100円切るくらいで売ってたから

それを買ってきて水で練って茹でて食う作戦

これは画期的だった!

草なんかより全然食べれて腹も膨らんだ

 

ただ、

小麦粉と水、それを茹でる!みたいな大胆さだったから

うどん状のを作る気でいたんだけど

料理もしたことない当時のおっさんは、

きりたんぽサイズの細長いナニカしか生み出せない

しかも大体が太すぎて芯まで茹で上がらないのと

芯まで茹で上げようとすると外側がぐじゅぐじゅになって

ちょっとしたホラー作品になった

 

太すぎるやつしか作れなかったのは

料理をする方ならすぐに察しがつくだろうが

卵などのつなぎを使用しない小麦粉と水だけの練り物を

うどん状の細長いきれいな状態にするのが非常に難しいのだ

そもそも太さを均等にすることがおっさんにとっては至難の技で、

細長くしようとするとボロボロと折れるんだよね

それをろくに料理も作ったことの無い少年がやるんだ

上手にいくはずもなかったのだ

 

連日そんな料理とも呼べない棒状の粉の塊を食ってると

やっぱり普通のモノを食べたい衝動が沸いてくるんだよね

家飛び出す前はそれなりに「普通」の食事をしてたから

「普通」の食べ物を知っているから余計に・・・

 

そしてついに

おっさんは犯罪者となった

 

どうしても衝動が抑えられず

深夜のコンビニでヤマザキのあんぱんを万引きした

 

普段好んで食べることはないあんぱんをなぜってところは

当時ヤマザキのあんぱんは80円だかそこらで

比較的売れ残ってるやつだったし

心臓はバクバク音を立てて鳴り

恐怖に手汗が滲んできて

食いたいもの選ぶ余裕とかなかったんだ

 

その帰り道で

罪悪感満載の中

久しぶりに食べた「普通」のあんぱんの味は10年たった今も忘れられない

 

あまりの罪悪感と恐怖から

万引きはその1回きり

 

その後、

ハタチになった瞬間から消費者金融に手を出すことになるわけです

 

長々ダラダラと書いちゃったけど

人生の中で一番貧困だった学生時代

それを思うと前途の

毎日ソーセージと米をカッ食らえる今はまだ幸せだなって

そんな風に思った

 

 

 

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